December 15, 2013

  • いくつかの夢

    土曜日の朝に見た夢には、物理学者の江崎玲於奈さんがでてきた。
    実のところ私は彼の話しか聞いたことがなくて、会ったことがないんだけど、イメージの彼は良質なタキシードなのかスーツなのかコートなのかを着ていて、「風立ちぬ」の影響を若干受けたイメージを夢のなかで私は抱いていた。

    サンタモニカの住宅街の坂の途中で、包み込むような声でとても暖かい言葉を言われて、心臓がぐっと上に押し上げられて、ぱーっと全方向に熱が発散してまわりが急に暖かくなるような現象を覚えた。
    父親に愛されていることを実感したらこういう気持ちになるんだろうなっていう想像値。別に愛されていないわけじゃないけど、理想の世界における感情の領域として。

    日曜日の朝は、妊娠している女性が大きな会場のオーディエンスに2名くらいいて、
    その人たちの体がいきなし幼子が元気に走り回っているのを見たら、
    妊娠2−3ヶ月の形状から10ヶ月の形状にぱかーんって急に変わって、しかもハダカで「すごい!!生命だって感動しつつも、グロテスクな気持ちと私の体もああなるの?」っていう恐怖に駆られた。恐怖はしかも、女性としてもってはならぬ気持ちなのではっていう社会からの道徳的目線にも恐れがあった。
    いやになっちゃう、そういうの。決着つけられそうもない。

    そういえば、NYのナナさんも子供産むのとかコワイってずっと言ってたけど、こないだ久しぶりにあったら子供つくろうと思ってるって言ってたから、気にしなくても出てくる気持ちってことで考えないのが一番良さそう。